沢の鶴がない

「東京に空がない」[1]ように、富士宮には沢の鶴がありません。
コンビニ×1件、いつも買いに行く酒屋さん×1件、色々売ってる酒屋さん×1件を見てみたのですが、沢の鶴がありませんでした。

もしかしたら、あと3件ぐらい回ったら見つけられたかもしれないけれど、私もそれほどヒマじゃないんです。
こんなブログを書いているんだからヒマだろうとお思いかも知れませんが、これは建前上、プロモーションミックスの人的販売という仕事です。
だから、ヒマだから書いているわけではない、ということにしておいてください。

そもそも、今日は夕飯がおでんだということで、だったら沢の鶴を飲んでみようと思って探しにいったので、沢の鶴がないのだったら、代わりの日本酒を買って帰らなければなりません。
そういうワケで、いつもの富士錦にしました。
今回は、熱燗にするので本醸造です。

「熱燗にするので本醸造です」

純米酒を熱燗にするのはもったいない、熱燗にするなら本醸造がよいと、たまに行く酒屋さんのおばさんから聞いたのです。

でも、それって本当かな?と思って、何年も前に買ったけど読んでなかった『「知識ゼロからの」日本酒入門』を物置から引っ張り出してきて、確かめてみたところ、吟醸酒ブームで吟醸酒の高い酒を冷やして味わう風潮が広まって、安い酒が燗で飲まれるとの扱われ方をした[2]らしいのです。

「なるほど」と思って、「では、本醸造ってなんだっけ?」と思って調べたらありました。
だから、書こうと思ったけど、おでんを食べながら熱燗を飲んで、ハイボールを飲みながらこのブログを書いていたら眠くなってしまったので、続きはまた今度にします。

(家庭の手造りおでんです。お腹いっぱいです。鍋の底にモツが入っていました。
※長年使った鍋なので少々見苦しくて申し訳ありません。
まだ残っているので明日も食べるけれど、ウインナーを入れたらどうなるかな?
ところで、シャウエッセンが包装形態を変えるそうです。1985年からあの包装形態だったようです)

それでは、また。

参考資料

  1.  高村光太郎『智恵子抄』竜星閣, 昭和16 (p.74)
    https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1129197/81?tocOpened=1

  2. 尾瀬あきら『「知識ゼロからの」日本酒入門』幻冬舎, 2001年 (p.37)
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