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東京の立ち飲み屋で樺太出身のおじさんとアラスカの青年と一緒に飲んだら結構楽しかった

前回の予告の通りのタイトルです。
(2008年1月26日の話です)

東京都立美術館へ「ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美」を見に行ったついでに、カッコいいジャンパーを探しにアメ横に行きました。
アメ横に行くと「アメ横でジャンパー、特価品のジャパー、無理してあの娘に買ってやったら、もう給料ないもんね」[1]という、男前な歌が頭の中で繰り返し聞こえてきてしまうのは私だけでしょうか。

※昔の写真を載せると、自動で日時が表示されるとは便利です。手を加えた写真は日時が表示されないみたいです。

中田商店ジャラーナを見たあと、赤い提灯に引き寄せられて、熱燗を一杯飲んだのですが、妙に甘いし日本酒の嫌な部分が強調されたような風味でとにかく不味い。あの後にも、あれほど不味い日本酒を飲んだことがないので、今までの人生で飲んだ中で、一番不味い日本酒ということになります。(だから、店の名前はわからないように、モザイクをかけました)

そこで、前回の「『今まで醸造アルコールというのが入っていたのかな?』思っていたのですが、どうも違うのではないかと思い当たるようなことが、『「知識ゼロからの」日本酒入門』に書かれていたのです」につながるわけです。

何が書かれていたかというと、「戦時中の米不足によって、酒の生産量も激減して行ったが、それを補うためにアルコール添加(略してアル添)が始まった。大量のアル添は味が辛くなるだけなので、それに糖類やグルタミン酸ナトリウムなどを加えた三倍増醸酒(略して三増)なるものも開発された」[2]です。

「糖類やグルタミン酸ナトリウム⁉」

糖類は言うまでもなく甘み、グルタミン酸ナトリウムは旨味です。
先日のブログで登場した「味の素」ですね。
三倍増醸酒というものが犯人である可能性が極めて高くなってきました。

そこで、「三倍増醸酒」について調べてみたのですが、もう一つ「合成清酒」というのが出てきて、別々の扱いになっているように見えるし、「2006年の酒税法改正により、副原料の使用量は白米重量の50%以下に変更されたため、三増酒は清酒ではなくなった」[3]という情報も見つけて、もうちょっと調べる必要がでてきたので、日本酒の話題は次回に先延ばしして、今日のテーマに進みたいと思います。

赤ちょうちんに誘われて立ち寄った立ち飲み屋で、焼き鳥を食べながら不味い熱燗を飲んでいたのですが、私の右側で飲んでいた白人青年がどこから来たのか気になって聞いてみたらアラスカから旅行に来たとのこと、私の左側で飲んでいたおじさんが、私とバリーの会話を聞いて「通訳してくれないか?」って話しかけてきたので、バリーにあれこれ聞いてみたのですが、英語力が足りなくてあまり情報を引き出せない上に「こういう時は、こうじゃなくて、こう言うんだよ」とバリーに英語を訂正されてしまう始末。
そんな、まどろっこしい状況の中、突然、おじさんがロシア語で青年に話しかけたら青年もロシア語で返して、一気に会話が進みました。

2008/01/26 17:16

バリーは、「アラスカの冬はものすごく寒くて、寒さのために仕事ができない時期に休みを取って旅行しているのだ」といっていました。
おじさんは、カラフト出身なので少しロシア語が出来るとのことでした。

焼酎の梅干割を飲んでいたら、バリーが「それは何か?」とたずねてきたので”plum”だと説明したら、同じものを飲んでみたいというので、代わりに注文したら、バリーも「美味しい」と気に入ってくれました。
(バリーには、梅干を”plum”と教えたけど”pickled plum”が正しいみたい。でもきっと、日本を旅行してる間に、梅干しが何なのかわかってくれたと思う)

何を話したか覚えていませんが、見ず知らずの3人で2時間ほど酔っぱらって盛り上がって、そろそろ時間だということになって解散しました。
おじさんが私とバリーが飲んだ分を全てご馳走してくださいました。
バリーは鶯谷の方に宿をとっているということだったので、鶯谷駅の近くまで2人で酔っぱらっていい気分で歩いて、駅の近くまで来た時にバリーに向かって”I have to go”といい残して走り去った(カッコいい感じで)のでありました。

2008/01/26 19:14

バリー以外にも英語力の不足でコミュニケーションに手間取ったことが度々あって、この3年後に改めて英語の勉強を始めました。
改めて英語の勉強を始めた3年後、海外や国内の外国人との取引を担当するようになって、英語の勉強が仕事に大いに役立ちました。

今日はここまでです。
次回は、「三倍増醸酒」と「合成清酒」について、調べていきたいと思います。

参考資料

1. 作詞作曲: 忌野清志郎 編曲; DANGER「あの娘とショッピング

2. 尾瀬あきら『「知識ゼロからの」日本酒入門』幻冬舎, 2001年 (p.69)

3.日本酒なんでもFAQ(菊正宗酒造株式会社)
https://www.kikumasamune.co.jp/mondou/faq5.html

沢の鶴がない

「東京に空がない」[1]ように、富士宮には沢の鶴がありません。
コンビニ×1件、いつも買いに行く酒屋さん×1件、色々売ってる酒屋さん×1件を見てみたのですが、沢の鶴がありませんでした。

もしかしたら、あと3件ぐらい回ったら見つけられたかもしれないけれど、私もそれほどヒマじゃないんです。
こんなブログを書いているんだからヒマだろうとお思いかも知れませんが、これは建前上、プロモーションミックスの人的販売という仕事です。
だから、ヒマだから書いているわけではない、ということにしておいてください。

そもそも、今日は夕飯がおでんだということで、だったら沢の鶴を飲んでみようと思って探しにいったので、沢の鶴がないのだったら、代わりの日本酒を買って帰らなければなりません。
そういうワケで、いつもの富士錦にしました。
今回は、熱燗にするので本醸造です。

「熱燗にするので本醸造です」

純米酒を熱燗にするのはもったいない、熱燗にするなら本醸造がよいと、たまに行く酒屋さんのおばさんから聞いたのです。

でも、それって本当かな?と思って、何年も前に買ったけど読んでなかった『「知識ゼロからの」日本酒入門』を物置から引っ張り出してきて、確かめてみたところ、吟醸酒ブームで吟醸酒の高い酒を冷やして味わう風潮が広まって、安い酒が燗で飲まれるとの扱われ方をした[2]らしいのです。

「なるほど」と思って、「では、本醸造ってなんだっけ?」と思って調べたらありました。
だから、書こうと思ったけど、おでんを食べながら熱燗を飲んで、ハイボールを飲みながらこのブログを書いていたら眠くなってしまったので、続きはまた今度にします。

(家庭の手造りおでんです。お腹いっぱいです。鍋の底にモツが入っていました。
※長年使った鍋なので少々見苦しくて申し訳ありません。
まだ残っているので明日も食べるけれど、ウインナーを入れたらどうなるかな?
ところで、シャウエッセンが包装形態を変えるそうです。1985年からあの包装形態だったようです)

それでは、また。

参考資料

  1.  高村光太郎『智恵子抄』竜星閣, 昭和16 (p.74)
    https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1129197/81?tocOpened=1

  2. 尾瀬あきら『「知識ゼロからの」日本酒入門』幻冬舎, 2001年 (p.37)

粉末煎茶の感想

他県に住む同級生が、望月ファームの粉末煎茶を買ってくれました。
大学時代の一番の仲良しの友達のホリさんです。
Amazonで買ってくれたのですが、評価はしないという方針ということで、メールで感想を送ってくれました。

「お湯割りは嫌味もなくさわやかでちょっとうまみもあってよかったです」

ホリさん、ありがとう‼

ネオつぶやいの友をお読みくださっている皆様、騙されたと思って望月ファームの粉末煎茶で焼酎のお茶割りを飲んでみてください。

信じるものは騙される…
望月ファームの粉末煎茶に限っていえば、そういうことはありません。

きっと、気に入っていただけると思います。

ホリさんは他県に住んでいるので、どちらかの街で飲んでタクシーで帰ると、タクシー代が1万5千円ぐらいかかっちゃうので、駿河健康ランドとか石和健康ランドとか藤枝のビジネスホテルに泊まって魚時会館とかで反省会をしていたのですが、新型コロナの蔓延で2年ほど反省会をできないので、ほとんどコミュニケーションをとっていません。

以前は、ブログ「新つぶやきの友」で発信された情報をホリさんが傍受するという、スパイが電波を使って本国へ情報を伝えるような一方向のコミュニケーションをとっていたのですが、yahoo!ブログサービスの終了時に、うっかりブログを消滅させてしまったあとは、そういったコミュニケーションもなくなってしまいました。

「新つぶやきの友」のコンセプトは、私が友達の部屋に遊びに行って、勝手にぼそぼそ喋るというものでしたが、「ネオつぶやきの友」もそのコンセプトを引き継いでいます。

ところで、コンセプトとは何でしょうか?
辞書で調べると「概念」ですが、コンセプトとは「特徴」[1] です。
アサヒスーパードライだったら「コクがあってキレがある」がコンセプトです。
まさに特徴です。

コンセプトということばを聞くようになったのは35年ぐらい前からではないでしょうか。 
ホリさんと共通の友達のサトーくんが「コンセプト」ってなんだろうといい出した事があって、辞書で調べても「概念」としか出てこなくて、ずっとモヤモヤしていたのですが、たまたま成り行きで知ることができたので、この場で披露した次第です。

そういうわけで、これから「コンセプト」ということばが出てきたら、頭の中で「特徴」と置き換えてください。

それでは、また。

参考資料

1.HRインスティチュート『ビジネスプラン策定シナリオ』かんき出版, 2001 (p. 93)

お宮横丁

以前、休日にジョギングでお浅間さんまで8 km 程走り、お浅間さんの近くでビールを飲んでバスで帰ってくるということをしていた時期がありました。

昨日 Facebook で6年前にお宮横丁の大吉屋さんで飲んだ時の腸詰めと白糸のクラフトビール地ビール)が写った投稿が表示されて、今日、ウォーキングを兼ねて行ってみようと思い付きました。

ジョギングだと頭が回らなくて、せいぜい音楽ぐらいしか聞けませんが、ウォーキングだったらブック CD の話が頭に入ってくるので、最近はウォーキングばかりで全然ジョギングをしていません。

それに、せっかくお宮横丁に行くのだから「ぷくいち」さんにもお正月の挨拶をしたいし、ジャージ と いうわけにもいかないので、ビジネスカジュアルで行ったのですが、やはり、服装面から考えてもジョギングは無理です。

まだ、ネオつぶやきの友でぷくいちさんのジェラートや甘味などを紹介してないのですが、今回はどうしても大吉屋さんで白糸のクラフトビールを飲みたかったので、そちらは別の機会にしたいと思います。

せっかく、お浅間さんに来たのだからお参りをして、というか去年の年末にお参りしたあれが初詣のつもりだったのですが、専門家に「それは違うよ」といわれたので、改めてお参りしました。

(なんか、社殿の中に人がいっぱい座っていたけど、竹でできたお土産の置物みたいな楽器の「ニョロォォォ~」っていう音楽はかかっていませんでした)

プクイチさんに挨拶をして、大吉屋さんで飲もうと思っていると話したところ、大吉屋さんは去年の11月に閉店したことがわかりました。
ただ、新しくテナントで入った 「肉のすずき」さんで同じメニューを取り扱っていましたので、目的は達成できます。
お宮横丁といったら焼きそばを連想する方が多いかと思いますが、ちょっと違うものもあるんです。

ぷくいちさんで望月ファームの粉末煎茶を取り扱って頂いています。
今日は、POPを交換させてもらいました。

やっぱり、焼きそばを食べようかなとか考えてしまいますが、今日は、腸詰めを食べて白糸のクラフトビールを飲むために、わざわざ歩いてきたのです。

とはいっても、家を出たのがおそかったので、バスが来るまで30分程度しかありません。
ビールと腸詰めを急いで飲んで食べて、急いで酔っ払ってから、次に頼んだビール、つくね、焼き鳥をゆっくり味わいました。


クラフトビールは、大手メーカーのものと比べると高いのですが、大量生産品にはない美味しさがあるので、飲みたくなってしまいます。
富士宮には3つのクラフトビール醸造所があります。

やはり、昼間から一人で人通りのあるところで飲むのは、気持ちがいいです。
私の前を通る人達が、物欲しそうな目で、私ともうひとり私と同じように飲んでいる男性をチラ見して通り過ぎていきます。
「見てないで、ビール頼んじゃえばいいのに」と思っていたら、だんだんお店が閉まってきました。
もう閉店時刻のようです。

急いでつくねと焼き鳥を食べて、ビールを飲んで任務終了となりました。
おでんは次の機会にしよう。

(飲み終わったときには、日が暮れていました)