山の神

年初の行事、山の神様に行ってきました。

本来は1月17日の行事ですが、現代は現役の人たちは勤め人がほとんどなので、17日近辺の土曜日か日曜日に実施されます。
昨年までは、その年の当番の家の人が赤飯、お新香を振る舞っていましたが、簡素化しようということで、今年から廃止になりました。
こういった行事を長く続けるには、負担を少なくすることが必要だろうという判断です。
高齢者だけの世帯が増えているので、やむを得ないことだと思います。

(富士山に向けて弓矢を設置します)

(山の神の祠に塩、米を供えて、お神酒をかけます)

(線香をあげます)


「山の神」

 一月十七日 
山の神山かせぎを行う者にとって安全を願う行事である。山の神はいうまでもなく山を支配する神であって春には山から里におりて田の神となり、秋には再び山に帰って山の神となるといわれているが、山に帰ったこの神様は自分の冠の落ちるのを忘れて、山に住む悪魔たちを矢で射る日なので、この日は山にはいってはいけないとされている。

引用元: 芝川町誌編さん委員会『芝川町誌』芝川町 1973年(p.1255 – p.1256)

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