2022年1月9日
野外ラーメンってご存知ですか? 野外でラーメンを食べるだけなのですが美味しいのですよ。
いつも自宅で昼ご飯を食べているのですが、たまには家の外で食べたいというわけで、バーナー、ラーメン、水、箸をリュックに入れて家から歩いて30分ほど離れた、東屋のあるため池に行って、野外ラーメンを食べてきました。
バーナーは、イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB です。カセットコンロ用のガス を使えるので、コンビニでもガスを調達できます。 以前はこういうガス のバーナーを使っていたのですが、極端に寒いところに行くことがないので、コンビニでガスを調達できる方ばかりを持ち歩いています。
今日は天気がよいので富士山がよく見えます。
望月ファームの粉末煎茶 の富士山は、この向きから見た富士山を私が描いたのですが、子供の頃に見たマッチ箱に描かれていた富士山の絵をイメージして、ちょっとゴツい感じで描いてみました。
粉末煎茶のラベルを印刷を頼んだ印刷屋さんに「富士山みたいな山」と言われてしまいました。 このことから、富士山じゃないように感じる方がいらっしゃることが分かりました。 確かに、よく見てみると、マッチ箱の富士山とちょっと違うなとか、もうちょっと左右の出っ張りを小さくした方がよかったのかなとか思ったりしています。 しかし、上の写真と見比べていただければ、なんとなくでも富士山かな?ということがわかっていただけたのではないかと思います。 これは、富士山 です。
ため池到着して、3分ほど歩くと東屋があります。 (下の写真の大きな鉄塔の左下に見えます)
水久保池
早速、ラーメンを作ります。 ※「麺を打つのかよ」とかいう面倒くさいツッコミは禁止です。ここでは調理をすることを作ると表現しています。
(コッヘル に300mlの水を入れて沸騰させます。 ※推奨される水の量は500mlですが、スープを捨てられないため全部飲まなければならない都合上、粉末スープの使用量を抑えることで塩分を抑えるため300mlにします。
(残った粉末スープです。もったいないけど、高血圧になると体中あちこちが故障して困るので、家に持って帰って捨ててしまいました。美味しいスープなので料理の得意な方は保存しておいて別の料理に使ってもよいかも知れません)
(塩ラーメンの中のごまが好きなので、ごまを追加します)
野外ラーメンでは、必ずサッポロ一番塩ラーメンを食べます。 ラーメン屋さんでは、醤油ラーメンばかりで絶対塩ラーメンは選びませんが、袋麺は塩ラーメンも食べます。 特に野外ラーメンは、ほぼサッポロ一番塩ラーメン です。 他の塩ラーメンではありません。
野外ラーメンはサッポロ一番塩ラーメン です。
ラーメン屋さんの塩ラーメンも美味しいのですが、塩ラーメンはあっさりしすぎていて、物足りなくて、後悔してしまうのです。 美味しい味噌ラーメンのラーメン屋さんも多いのですが、毎朝味噌汁を食べていて、味噌ラーメンも味噌汁の延長みたいに感じてしまうので、やはりラーメン屋さんで食べるのは醤油ラーメンです。 だけど、野外ラーメンはサッポロ一番塩ラーメン です。
野外ラーメンでは、スープを捨てることができません。 (捨てることはできますが、マナー違反なので) そうなりますと、塩分のとりすぎが心配になります。
サッポロ一番塩ラーメンの場合、スープに含まれる塩分相当量は6.1g [1] です。健康な日本人の成人男女が当面目標とすべき1日の食塩摂取量は各々7.5g未満と6.5g未満 [2]とされていますから、スープをすべて飲んでしまうと、男性だったら一食で81%強、女性だったら94%弱の塩分をとることになります。 塩分の摂りすぎです。
食塩相当量は全体で6.1gですが、そのうちスープの食塩相当分は3.9gです。 麺と薬味の食塩相当分が2.2g、スープの食塩相当分が3.9gです。 粉末スープの使用量を0gにすれば、食塩相当分量は麺と薬味に含まれる2.2gだけになるので問題はなくなるのですが、それでは塩ラーメンではないし、だいいち美味しくありません。
粉末スープを入れないラーメンを食べてもつらいだけです。
そこで、水を少なくして粉末スープの使用量を少なくすることで、十分な塩気を保ちつつ塩分摂取を極力抑えます。 水の使用量を減らすことで粉末スープの使用量を減らすわけです。 指定のされた量の水を使って調理したときと比べると、やはりみずみずしさがありませんが、環境保全と健康の維持を考慮すると、多少の我慢もやむを得ません。
しかし、それでもやはり、野外ラーメンは美味しいです。 野外ラーメンは、たった100円ぐらいの袋麺で、結構楽しめますので、おすすめです。
火事を起こさないよう、燃えやすいもののない場所で楽しんでください。 また、ゴミやスープを捨てないようにして、地域の人たちに迷惑をかけたり、嫌がられないように楽しみましょう。 あと、箸を持っていくのを忘れがちなので、注意したほうがいいです。持っていくのを忘れやすいのは箸です。 ラーメンを忘れたこともありますが、ラーメンは意外にあきらめがつきます。 食べなかったら生きるか死ぬかの時以外は、箸を忘れるよりも悔しくないです。
参考文献
1. サンヨー食品株式会社 『サッポロ一番塩ラーメン』 https://www.sanyofoods.co.jp/products/4830/ 2. 厚生労働省 『e-ヘルスネット』 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-002.html
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