雨が降ったのでタケノコが沢山出てきて大忙しです

この時期、望月ファームはタケノコの出荷に追われています。
雨が降った後は特に沢山のタケノコが生えてきて大忙しです。

富士宮市内房(うつぶさ)のタケノコはアクやエグミが少ないことで有名です。
富士宮市の中でも富士川よりも西に位置する内房は赤土土壌でタケノコの栽培に適しており、ここで採れたタケノコは、米ぬかなどを使わず、お湯で茹でるだけでアク抜きが出来ます。

大変美味しいタケノコですので、東京の市場で高値で取引されています。
(時々テレビ出演されているタケノコ王さんが売っているのが内房タケノコです)

タケノコというと、竹林で地面から頭を出したものを採るというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、少しでも地表に出てきてしまったタケノコはエグミがでてきてしまうため、東京の市場へ出荷されるものなどは厳しいチェックを受け完全に地下に埋まっていたものだけが出荷されています。

(左が美味しいタケノコ、右が美味しくないタケノコ)

完全に地下に埋まっていたものは先端が黄色、地表に出てきてしまったものは濃い緑になるので、先端の色で出荷可否を判断します。

地表に現れていないタケノコを探すには、地表に現れたヒビを探します。
大きいタケノコの方が大きなヒビが現れます。

(地面のヒビの下にタケノコが隠れています)

(地面のヒビの下のタケノコです)

(中程度の大きさのものでも、掘り出すのはかなりの重労働です。大きなものになると、もの凄く大変です)

タケノコは放置された竹林から採ってくるものとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、一定年数を経過した竹は切り倒すなど、竹林の管理には手間がかかっております。

(竹にマジックで生えてきた年を記録して、一定年の年齢のものを切り倒します。これは平成28年の竹です)

肥料を与えた方が美味しいタケノコが育つということをご存知ない方も多いかと思いますが、望月ファームではタケノコに有機肥料を与えておりますので質の良いタケノコが育ちます。

(有機肥料の入った袋です)

(タケノコを掘った後の穴に有機肥料を入れます)

(肥料を入れたら土をかぶせます)

タケノコ掘りが重労働であることは容易に想像できるかと思いますが、栽培するのにかなりの手間をかけていることは想像できないかと思います。
有機肥料の栄養を吸収して育った望月ファームのタケノコはとても美味しいです。

望月ファームではタケノコの直販も行っております。
タケノコのご注文は「コイセファーム」で承っております。
(コイセは望月ファームの屋号です。田舎では苗字の他に屋号があります)

美味しいタケノコをご所望の方は、是非、コイセファームのホームページからご購入いただければと思います。

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